各都道府県で一番人気のラーメン屋さんに伺ってみたくなり、国内最大のクチコミグルメサイト 食べログで高く評価されている、関東1都6県のお店に伺ってきました。埼玉県のお店は、私の実家、桶川市のお隣街という事もあり自家用車で伺いましたが、それ以外の6軒は公共交通機関を使用し伺いました。
ふだん、東京23区内のラーメンを中心に頂き、逆に地方ではラーメンを頂く機会が少ないのですが、実際頂いてみると本当に多くの驚きと発見がありました。ラーメンって本当に奥が深いです。ぜひ、皆さんも機会があれば巡ってみてはいかがでしょうか?
と、いう事で伺ったお店をまとめます。
至極の一杯を提供するラーメン店
自家製麺 らーめん芝浜
群馬県桐生市相生町
朝7時オープンの常連客が多く通うお店です。店主はとても丁寧で、席まで伺い来店のご挨拶をして下さいます。
イチオシメニューは『小麦三昧』。まぜそば、つけめん、らーめんで構成された麺のコース料理です。もちろん、こちらを頂きました。
頂いた逸品は『小麦三昧 1,200円』
一品目:生揚げ醤油の低加水麺まぜそば。
ザクザク食感が特徴の麺を生搾り醤油のタレで頂き、鰹など魚介の香りと共に頂きます。
二品目:上州辛味大根のダイヤモンンドつけめん。
もちもちつるつるの透き通る麺を、地元の絡み大根が入ったたまり醤油のタレで頂きます。
三品目:らーめん。
名古屋コーチンをメインに節や煮干で旨味の強いスープに歯切れ良くコシのある麺と柔らかな豚バラチャーシューと旨味のある豚肩ロースの2枚のチャーシューと共に頂く事ができます。
頂いた逸品:小麦三昧
煮干中華ソバ イチカワ
茨城県つくば市天久保
知る人ぞ知る、煮干しの一杯の超人気店。県外からも多くのファンが集まるお店です。開店前には50名以上並ぶ事もあります。常連客は簡易チェアを持参し開店まで待ちます。(私も300円均一で購入したものを持参し待ちました。)
醤油か塩の煮干中華ソバを注文し、和え玉を途中で注文するのがオススメ。私が伺った時も全てのお客様が注文されていました。
頂いた逸品は『醤油ソバ 750円』と『和え玉 200円』
煮干しのスープは想像していたより苦味、雑味を感じないマイルドなタイプ。甘みも感じられ、煮干しのガツン系が苦手な人でも楽しめる一杯。パツンパツン食感の低加水ストレート中細麺はスープとの相性も素晴らしく、肉厚で歯ごたえあるチャーシューも秀逸。
和え玉の店主のオススメの食べ方は半分ほどそのままで頂いて、半分はラーメンのスープでつけ麺としてとの事でしたが、この単品で大満足でハマってしまう中毒性抜群の一杯。
頂いた逸品:醤油ソバ & 和え玉
青竹手打ラーメン日向屋
栃木県佐野市免鳥町
ご当地ラーメンで関東で一番人気と言っても過言ではない佐野ラーメン。その佐野ラーメンで屈指の実力店と言われ人気のお店。
佐野ラーメンは、竹を使用して麺をうつ青竹打ちの平麺が特徴で青竹に脚をかけ、竹の下に麺の材料となる練った小麦粉の塊を置いて体重をかけて延ばしていく事でコシが強い麺に仕上がる。そして、スープは透き通ったコクのある醤油スープが一般的の一杯です。
また、餃子も大人気で頂きました。
頂いた逸品は『ラーメン 600円』と『餃子 400円』
透き通った黄金色のスープは、豚骨、鶏ガラに牛スジのコクと甘みと鰹節、鯖節の旨味が加わっている。ツルツルで喉越しも素晴らしい自家製麺。大判の豚バラチャーシューは肉の旨味を堪能できます。
餃子はキャベツたっぷりの野菜の甘みを楽しめる一皿で、今まで食べた餃子の中でトップクラスの満足度でした。
今までに頂いた一杯:ラーメン & 餃子
中華蕎麦 とみ田
千葉県松戸市松戸1339
松戸の超人気店でありラーメン界の絶対王者。
朝7時から食券販売がはじまり、私が伺った時はお店に6時50分に到着した、20名が先に並んでいました。店主が全ての一杯を自ら提供しますが、味だけでなく、スタッフの接客も素晴らしいお店。一番人気はつけそばですが、中華そばのクオリティも素晴らしいです。
頂いた一杯は『中華そば 800円』
重厚な動物系とキレある魚介系の強い個性のスープは大量の食材を20時間以上煮込んだ濃厚な豚骨魚介スープ。もちっとした食感、つるつるとしたノド越し、噛むほどに小麦の香りが広がる麺は、国産小麦を使用し日本製粉と研究を重ねて作られたとみ田専用粉「心の味」を使用し全粒粉等を配合した自家製の太麺。レアに仕上げられた豚ロースは程よい薄塩を感じるむっちり食感。豚バラ肉は脂の甘みを堪能する事がでる。
今までに頂いた一杯:中華そば、特製つけそば320g(並)
中華そば 四つ葉
埼玉県比企郡川島町伊草298-20
ご主人のお父様が寿司店「宝船」を経営し、その隣に開店。埼玉の名店頑者の系列店『UNDER GROUND RAMEN』でも修行を行った店主が提供するメニューは、長年の研究によるハイクオリティな一杯。看板メニューの比内地鶏をメインに使用した四つ葉そばや、蛤をふんだんに使用した蛤そば、四種の煮干しをブレンドし作られた煮干しそば、醤油ダレと比内地鶏鶏油と卵の組み合わせの濃厚たまごのまぜそばとメニューも豊富。
頂いた一杯は『特製四つ葉そば 1,030円』
まろやかで香り高いスープは比内地鶏の分厚い旨味とコク、醤油の絶妙な存在感がある。ピンクの低温調理チャーシューはしっとりしており、スープに浸して色がピンク色から変わっていく。
今までに頂いた一杯:特製四つ葉そば
らぁ麺屋 飯田商店
神奈川県足柄下郡湯河原町土肥2-12-14
初めて伺い『こんなに人が集まるの!?』と驚いた湯河原にある名店。
私が伺った時は、開店2時間前の9時に到着し整理券を受け取ると38番…開店時間の11時には50人以上が並んでいました。店内は料亭に来たかのような清潔感あり上品な広々としたカウンターとオープンキッチンでした。
頂いた一杯は『わんたん入り 醤油らぁ麺 1,100円』
香り、深み、奥行き、キレ、余韻…圧倒的な存在感あるスープは鶏と水のみで抽出され、比内地鶏、名古屋コーチン、山水地鶏の丸鶏と比内地鶏、名古屋コーチンのガラを使用。麺は国産小麦の「はるゆたか」「春よ恋」「きたほなみ」「チクゴイズミ」「さぬきの夢」などを使用し、内モンゴル産天然由来のかんすい、沖縄の塩「ぬちまーす」を使用し、滑らかで、喉越しなど素晴らしい。豚の2種のチャーシュー、豚と鶏のワンタンも秀逸。
今までに頂いた一杯:わんたん入り 醤油らぁ麺
麺屋 一燈
東京都葛飾区東新小岩
店主はフレンチのシェフから転身の異色の経験を持つ本格的な職人肌の方。修行は、東池袋大勝軒出身の田代浩二氏の「麺屋こうじ」グループで行い、松戸の「中華蕎麦 とみ田」の富田治氏のもとでも修行をされている。2010年6月『麺屋 一燈』を開業。現在では、ラーメン燈郎、豚骨一燈、つけ麺一燈、煮干し中華そば一燈と店舗展開と海外展開を行なっている。
頂いた一杯は『特製(塩)芳醇香味そば 950円』
黄金色のスープはつくば茜鶏の鶏ガラを通常の約3倍使用しており、塩は自然海塩の苦味が少なく深みがある『ゲランドの塩』と後を引かない塩辛さと甘みがある『粟国の塩』を使用し、旨味と深みが突き抜けた極上の味わいに。
自家製のストレート細麺は喉越しよく、スープとの相性も抜群。
真空低温調理によって、しっとり、柔らかく仕上げられた鶏と豚ロースとバラのチャーシューも絶品文句なし。
今までに頂いた一杯:特製(塩)芳醇香味そば、濃厚魚介らーめん、半熟味玉(醤油)芳醇香味そば、半熟味玉(塩)芳醇香味そば、特製濃厚魚介つけめん