「あの店は本当にスゴい!」と聞いていたお店でつけ麺を食べてきました。
千葉県松戸市にある『中華蕎麦 とみ田』です。
▲開店1時間前にお店に到着しましたが2時間待ちました。
週末は常に40人ぐらいの行列みたいです。
店主の富田治氏は、つけ麺の元祖『東池袋大勝軒』の味に衝撃がはしり通うようになります。
その時に、現在所属する「麺屋こうじグループ」代表田代浩二氏とこの東池袋時代に出会います。
田代氏が茨城に独立すると、富田氏の地元という事もあり通うようになり田代氏から声をかけられ、富田氏のラーメン修行時代が始まるのです。
修行時代は茨城の大勝軒の2階に住み込み、自分の店を持ち好きなラーメンで一番になりたいという思いで死ぬ気で頑張ったそうです。
また富田氏は「麺屋こうじグループ」のHPで、
「ウマいのは当たり前。今は味だけは勝負できない時代だから。自分にファンをつくれるようにならないと勝ち残っていけない。今、自分が入ってきた人間を教育するときも、味や技術というのは無論なんだけど、むしろ挨拶から始まって人間の教育に力を入れるようにしている」
とも発言しています。
▲メニューはつけそば、中華そばの2軸。
実際にお店に伺うと良いイミでスタッフ間のピリピリを感じる事ができます。
師である富田氏への配慮がすごいです…徹底した教育が行われているんでしょう。
そして、師以上に、お客様への接客も徹底されている印象を受けました。
「挨拶から始まって人間の教育に力を入れる」という事が実践されている事を体感する事ができました。
▲卓上には酢、カエシ、ブラックペッパー、一味が置かれていました。
今回は看板メニューのつけそばを頂きました。
お料理
特製つけそば320g(並) 1100円
麺の上には真空低温燻製ローストチャーシューとロールチャーシュー
ゲンコツや鳥足などを20時間以上煮込み、旨みを全て抽出しスープに溶かしている。
煮干しやサバ節などの魚介を合わせることで、コクとキレをさらに出し、旨みを昇華させている。
パンチのある飲み口ながらも、柚子等を入れることで爽やかな風味を演出。
酸味、甘み、辛味も完璧なバランスで仕上げている。
国産小麦を100%使用した「とみ田」専用粉の『心の味』ブランドを使用。
日本製粉と研究を重ねて完成したプライベートブランド粉。
もちっとした食感、つるつるとしたノド越し、噛むほどに小麦の香りが広がる極太麺。
特注粉を使い仕上げた自家製麺に全粒粉等を配合した自家製麺は、麺だけを食べても美味しく、自慢の特濃スープをしっかり持ち上げる。
「三元豚」の肩ロース。
下味をつけ一晩寝かせ、徹底した温度管理の下、真空低温調理をして仕上げに燻製調理を施す。
そして、お客様に提供する直前にお肉の表面を焼き上げている。
このチャーシューの開発には『麺処ほん田』の本田氏、「麺屋一燈」の坂本氏も協力している。
豚バラ肉を使用したロールチャーシュー。
豚肉本来の質の高い旨みがあり、つけ汁と馴染ませている。
程よく脂身もついてスープと合うよう、薄味に仕上がっている。
極太メンマはコリコリとした歯応えよし!
ナルト〜
つけ汁の粘度とのバランスが絶妙。
つけ汁に溶け出さないぎりぎりのトロトロ加減で甘味を感じる事ができる。
スープ割りではチャーシューと葱をトッピングしてくれます。
ごちそうさまでした。
また行きます!
誰も注文してなかったけど、今度は中華そばを頂いてみます。
今回ご紹介したお店
『中華蕎麦 とみ田』
営業時間:10:30~売り切れ次第終了(17:00位)
定休日:水曜日
住所:千葉県松戸市松戸1339