圧倒される幻想的な空間!336本大理石円柱で支えられた地下の貯水池『地下宮殿』

四世紀にローマ帝国皇帝コンスタンティヌス1世が建設したと言われる地下貯水池で、ビザンチン帝国皇帝ユスティアヌス1世の時代に増築を行った『バシリカ・シスタン(Basilica Cistern)』。通称『地下宮殿』はトルコ共和国の旧市街地側、スルタンアフメット駅から徒歩2分のところにあります。
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階段で地下に降りると幻想的な空間が広がっていました。

 

貯水池は長さ138m・幅65mの長方形の空間で、高さ9m、1列12本で28列、合計336本の大理石円柱を備え、それぞれが煉瓦造の交差ヴォールトで支えている。(長さはおおよそです。)
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アーチの連なる荘厳な雰囲気から『地下宮殿』と言われている。

 

大理石の柱は帝国各地の神殿から集められたという事で、一つ一つが異なっている

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奥の2本の柱の土台は、ギリシャ神話に登場するメドゥーサの頭部が横倒し、上下逆さまになって使用されている。

 

宮殿の中には『涙の柱』が1本あり、柱か離すことなくぐるりと円を描けたら願いが叶うと言い伝えられています。
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柱の模様が泣いてるようにみえる『涙の柱』

 
 

ご紹介した場所

『地下宮殿』
開門時間:9:00〜17:30
入館料:10TL
住所:Alemdar Mh., Yerebatan Cd 1/3, 34410 Fatih/İstanbul, トルコ

※上記は参考情報としてご確認頂き、詳しくは現地でご確認ください。

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千賀祐輔 / Yusuke Senga
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1981年10月9日生まれの埼玉県桶川市出身。都内で働くサラリーマン。『こんな私でも、ほんの少しの価値ある情報を社会に発信できれば…』と思い、気ままにこのページを更新している。