東京・新小岩。
以前、2週連続で『ラーメン 燈郎』に通ったが、本当はこのお店よりも気になるお店があった。
そのお店は坂本幸彦氏が代表を務める『麺屋 一燈』。
今回ご紹介するお店です。
▲閉店間際に入店。運良くあまり並ばず頂く事ができました。
坂本氏が代表を務める『麺屋 一燈』は、3つのコンセプトの異なるブランドが存在します。
1つ目が『麺屋 一燈』
濃厚鶏白湯魚介と芳醇淡麗の2つのスープが存在し、こだわり抜いた素材によるメニュー構成。
女性が1人でも気軽に来店できるよう工夫が盛りだくさんなお店。
2つ目が『ラーメン 燈郎』
野菜ガッツリ二郎系のおしゃれなラーメン店。
牛ステーキのトッピングありの『二郎エボリューション』。
スープもここまで濃厚なものはあまりない。
3つ目が『豚骨 一燈』
王道の豚骨魚介系のお店。
坂本氏の師匠、千葉県松戸市の『中華蕎麦 とみ田』の富田治氏伝授のストロングスタイルベースにマイルドで食べやすいスタイルのつけ麺。
フランチャイズ、海外展開も行っている。
▲人気はお客様の6割が注文する濃厚魚介つけめん。
坂本氏はフレンチのシェフから転身の異色の経験を持つ本格的な職人肌の方。
『いつかは自分の店を持ちたい』と考えフレンチのシェフを行っていたが、フレンチの店は開業までの費用が大きく悩んでいました。
そこで出会ったのが麺屋こうじの独立支援システム。
『ラーメンで自分の理想の店を持つぞ』覚悟を決め、入門したのでした。
▲店内には日清食品とのコラボ商品のカップ麺が。
修行は茨城・大勝軒ではじまります。店舗の二階に住み込みラーメンの1から10までみっちり叩きこまれます。
また、松戸・中華蕎麦 とみ田の富田治氏のもとでも修行を行い、2010年6月『麺屋 一燈』をオープンさせます。
▲卓上には、酢、辣油、一味、ホワイトペッパー。
そして女性の方用に髪止めのゴムが用意されています。
オープンするまでの3、4ヵ月の準備期間は、メニューや店のコンセプトなど富田氏も相談にのっており、女性が一人でも入ってこられるようなラーメン店という理想を追求。女性の空間デザイナーが店舗デザインしました。
外からの視線、椅子の座り心地など「お客さまに喜んでいただきたい。」という心の原点を忘れずきめ細かな対応がされています。
▲スープ割り用の魚介系のあっさりスープ。
お料理
特製濃厚魚介つけめん 1,100円
すべてにこだわり抜いた素材による逸品。
スープの中には鶏団子、ホーレンソウ、白髪ねぎ、万能ねぎ、メンマ。
麺の上には2種類のチャーシューと半熟煮卵、海苔3枚。
鶏胴ガラとモミジをメインに魚介系の材料も加えている。
マヨネーズを隠し味に使ったコクのある醤油ダレを合わせている。
自家製の中太平打ち麺はツルツルシコシコ。
真空低温調理された豚肩ロースのチャーシュー。
肉の旨味が煮豚に比べ存分に引き出されている。
しっとりなめらかな鶏ムネ肉のチャーシュー。
香りよし!軟骨入りのコリコリ鶏団子。
穂先メンマの食感抜群。
しっかり中まで味が染み込んでいる燻製風味の半熟煮卵。
ごちそうさまでした。
文句なし!さすが食べログ4.20のお店!!
次は芳醇香味そばを頂きます。
ご紹介したお店
『麺屋 一燈』
営業時間:11:00~15:00(スープ・麺切れ時終了)
18:00~22:00(スープ・麺切れ時終了)
場所:東京都葛飾区東新小岩1-4-17
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