イスタンブールで一番素敵な空間!圧倒され動けなくなった『スルタンアフメト・ジャーミイ』

圧倒され、その場から動けなくなった場所。
トルコ・イスタンブールを代表するモスクで、世界遺産であるイスタンブルの歴史地区の歴史的建造物群のひとつ『スルタンアフメト・ジャーミイ
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▲「世界一美しいモスク」と評される通称『ブルーモスク』

 

オスマン帝国第14代スルタンのアフメット1世が7年の歳月を費やし、1616年に完成させた巨大モスクです。
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▲幻想的にライトアップされた夜の姿。

 

ミナレットが6本あるモスクは世界で稀で、アフメット1世が建設時に「黄金(アルトゥン)のミナレットを」と指示したのを設計者のメフメット・アーが「6本(アルトゥ)のミナレット」と聞き間違え、6本のミナレットを持つモスクが誕生しました。
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▲世界で唯一優美な6本のミナレット(尖塔)を持つ。

 

ところが聖地メッカの大モスクとミナレットの数が同じな為、アフメット1世がメッカに7本目ミナレットを献上したという逸話もあります。
 

礼拝堂内の中央天井には高さ43mの巨大なメインドーム。その四方に4つの副ドームがあります。
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▲中央には直径23.5mの美しいモザイクに覆われた大ドーム。

 

鮮やかなステンドグラスで飾られた260枚の窓。2万1千枚以上のイズニック製の青い装飾タイルで彩られ、美しさから『ブルーモスク』とも呼ばれています。
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▲礼拝直後でミフラーブの前でウラマー(導師)がお話をしてました。
ミフラーブの脇にある大理石でできたミンバル(説教壇)でコーランを唱えます。

 

スルタンアフメト・ジャーミイ』はモスクなので1日5回の礼拝時間があり、この時間は信者以外は礼拝堂の中に入る事ができません。
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▲信者専用入口。開門、閉門時間が掲載されている。

 

礼拝堂内は靴を脱ぐのでカーペットから少しニオイがしますが、逆にありがたい香りに感じてしまう…神聖な場所でした。
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▲観光客用の入口は人1人が入る事ができる狭い空間だった。

 
 

ご紹介した場所について

開門時間:24時間(変則的に月曜午前は入場できない。)
礼拝堂内開門時間:8:30〜18:30(礼拝時間は入る事ができない。)
入館料:無料
住所:Sultan Ahmet Mh., Torun Sk No:19, 34400 Istanbul, Turky

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千賀祐輔 / Yusuke Senga
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1981年10月9日生まれの埼玉県桶川市出身。都内で働くサラリーマン。『こんな私でも、ほんの少しの価値ある情報を社会に発信できれば…』と思い、気ままにこのページを更新している。